本を読むのが楽しい。

先日、めっちゃ難しい本を読むことを保留にした。

 

そして今は多田富雄さんの「免疫の意味論」を読んでいる。

 

すご~く、おもしろい。

 

時々説明が専門的すぎて、頭がついていかなくなって「うぅ・・・。」ってなるけれど、身体ってほんとすごいな~、って感心しながら読んでいる。

 

本を読むのは大好きで、本を読んでいるときはいろんなことを感じるし、考えている。

それをじゃあ表現するってなると上手に言葉にならない。

昔から読書感想文とか、人から「どうだった?」って感想を聞かれたりすることがすごく苦手で、「うぅ・・・。」ってなる。

もう、おでことおでこくっつけて「どうぞ私の頭の中のぞいてください。」ってできたらいいのに。

でも、上手に言葉にできなくても、ちゃんと熟成されて、整理されて、ものを考えるときの幅や深みは増しているんだと思う。

 

おもしろく読んでいる本の中に、他の本のことが書いてあると、きっとそれもおもしろいに違いないと思って、今度はその本を読んでみる。

その本の中にまた・・・と、読みたい本は増えるばかり。

読書の世界はどんどん広がる。

 

「免疫の意味論」のあとには、「生命の意味論」がひかえている。

その次に読みたい本ももう決まっている。

ソフトなひきこもり生活を始めてから、前よりももっと本を読むことの楽しさが増している。

きっと、無理やり外に出て世界を広げるよりも、こういうことがしたかったんだろうなぁ。中の世界を広げること。

で、時期がきたらまた外に出ていきたくなるのかもしれない。